奇跡のウォーターショット,ビル・ハース

ゴルフの一つの見せ場としてトラブルのリカバリーショットが挙げられると思いますが、池やクリークの中から打つウォーターショットは見ている分にはとても面白く、成功したら拍手喝采ものでしょう。

今までに色々な選手の色々な場面でのウォーターショットを見て来ましたが、最も記憶に残っているのはアメリカPGAツアーで活躍しているビル・ハース選手のショットです。それは2011年ツアーチャンピオンシップでの出来事でした。

私にとって記憶に残っている要因は二つあるのですが、そのひとつが大ファンであるハンター・メイハン選手とのプレーオフだったことと、ツアーの年間王者およびフェデックスカップの王者が決まる大一番だったからです。

年齢や境遇など似ている二人ですが、プレーオフ1ホール目では決着がつかず、2ホール目へと入りましたがセカンドショットをいい位置に乗せたハンター・メイハン選手に対して、ビル・ハース選手はグリーンサイドの池に落としてしまいました。

ボールはなんとか打てそうな感じでしたが相当ぬかるんでいるように見えてライは最悪の状況でした。

パーは確実なハンター・メイハンがどう見ても優勝に大手をかけた雰囲気でしたがビル・ハース選手が池の中から放ったショットはピンそばに着いて奇跡的とも思えるパーセーブを果たしました。

私はテレビで見ていて鳥肌が立ちました。

結局次のホールを取ったビル・ハースがツアーチャンピオンシップを制覇するとともにフェデックスカップのタイトルも獲得したのでした。